幼い子どもがいる人にとって、子どもが寝た後の時間が一番自分の時間が取れるタイミングだと思います。
でも、子どもの様子が気になって子どものそばから離れられなかったり、離れたとしても常に物音や子どもの声にアンテナを貼っていて、安心して過ごすことができないという方が多くいるかと思います。
この記事ではそんな方に役立つベビーモニターを、Android端末やAmazon Fireを活用して無料で設置する方法を紹介します。
実際に私の家では、子どもを寝かせた後に家のネットワーク経由で子どもの様子を見守りながら、リビングでのんびり過ごしています。
※環境によっては音声がうまく再生できないことを確認しているのでご注意ください。
この方法でできること
- 子どもの様子がスマホやPCで家のどこからでも見られるようになる
(ベビーモニターやネットワークカメラの代わりになります) - Wi-Fi環境と、Android端末かAmazon Fireがあれば、無料で実現できます
- 子どもの寝姿を録画できたりします(この記事では言及しません)
必要なもの
- Androidスマホ or Amazon Fire
- Wi-Fi環境
- アプリ:IP Webcam
設置方法
1. 使用する端末でWi-Fiでインターネットができるようにする
まずはここからです。
Simカードを抜いた古い端末でも、Wi-Fiで接続すればインターネットは問題なく使用できると思います。
もしうまく動かない場合でも、機内モードにすればうまくいったりします。
ここら辺は端末次第かもしれません。
2. IP Webcamというアプリをインストールする
下記リンク先のアプリをインストールします。
※上記はAndroidのリンクですが、Amazonのアプリストアにもあります
3. IP Webcamを起動し、映像ストリーミングを開始する
ビデオ設定の項目などで映像のカスタマイズができますが、とりあえず試すだけならそのままでも問題ありません。
メニューから映像ストリーミングを開始します。
この時に表示された映像の下部に表示されているURLをメモしておきます。
とりあえずIPv4と書いてある方のURLで良いです。
詳細な設定方法を説明されているブログがありましたので、リンクを貼っておきます。
4. 端末を配置する
子どもを写せる位置で、なるべくいたずらされにくい場所に配置すると良いと思います。
私は壁際にちょっとしたスタンドを使って置いています。
1日数時間のみの使用ならバッテリーだけでも持つかもしれませんが、電源につないで配置しておくといちいち充電しなくて済むので楽です。
見守り方法
IP Webcamのストリーミング映像にアクセスする
- 同じWi-Fiネットワークに接続した端末から、上記設置手順でメモしておいた下記のようなURLにアクセスします
https://192.168.0.102:8080
(ストリーミング映像の下部に表示されているURL)
- 下記のような画面が表示されるので、黒で囲んである部分をクリックしてください
- 「ビデオレンダリング」→「ブラウザ」
- 「オーディオプレイヤー」→「HTML5 Wav」
- 映像と音声がストリーミングで再生されます
タブレットなどでアクセスして表示しておくといいかもしれません
注意点
- 見守る側の環境によっては音声が再生できない場合があることを確認しています
- 再生できなかった環境
- iPhone + Safari
- iPhone + Google Chrome
- Macbook + Safari
- 再生できている環境
- Android + Google Chrome
- MacBook + Google Chrome
- Windows10 + Google Chrome
- 自宅のWi-Fiがハッキングされると、子どもの寝姿がハッカーに見られてしまいます